Amazonで相乗り販売をしていると、その商品が値崩れを起こしてしまうことがあります。

そうすると自分が最安値ではなくなってしまうため、カートが取れなくなってしまいますよね。
そんな時、慌てて自分の価格を最安値に合わせてしまうと、ほとんど利益が取れなくなってしまったり、赤字になってしまいます。
でも、ちょっと待ってください。
実は、すぐに最安値に合わせなくても、カートを取り戻せる場合があるんです。
しかも結構高頻度です。
そのケースや、具体的な対応策について解説して行きます。
※本記事は、読者様がFBAセラーであることを前提とした情報となっております。

値崩れした時のチェックポイント✅
商品が値崩れした場合は、まず最安値のセラーがFBAを使っているか使っていないか、を確認するようにしてみて下さい。
結論から言うと、最安値のセラーが
✅FBAセラー→基本的には価格を合わせないとカートは取れません。
✅自己発送セラー→最安値に合わせなくてもカートを取り戻せます。
と、覚えておいてください。
自己発送セラーからカートを取り戻す方法
自己発送セラー、特に無在庫販売を行っている方は、頻繁に値下げをします。
値下げをすることで一時的に販売数を伸ばし、アカウントやその商品自体の販売実績を作りたいためです。
![社長 売上グラフ イラスト イラスト素材 [ 2520079 ] - フォトライブラリー photolibrary](https://www.photolibrary.jp/mhd2/img290/450-20130507163105219465.jpg)
そんな無在庫販売者の値下げに付き合う必要はありません。
それでは、無在庫販売者が値下げをしてきた場合、どうやってカートを取り戻せば良いのでしょうか?
それは、自己発送セラー(≒無在庫販売者)が設定している価格の1.1倍弱の価格にしてみる、ということです。
例えば、自己発送セラーが10,000円まで価格を下げてきたなら、こちらは10,900円くらいにしてみるということです。
この方法では、6割〜7割くらいの割合でカートを取り戻せることが多いです。
カートを取り戻す方法、補足
結論としては上記で完結なのですが、補足です。
カート獲得率は、様々な要因が絡み合って算出されます。
例えばショップレビューの有無やアカウントの強さなども含まれます。
そのため、上記の手法は100%の成功率ではないです。

ただし、無在庫セラーは無数にいますし(無在庫販売が悪いという主旨ではないです)販売実績作りのために値下げをしてくる無在庫セラーさんが多いのも事実です。
その値下げのたびにそのままの価格に付き合ってこちらも値下げしてしまうのはとてももったいないことですので、どれくらいの価格差をつければよいのか、という目安になれば嬉しいです。
もちろん1.1倍弱でもカートが取れなければ、また少しずつ価格を落としてみたら良いことです。
商品カテゴリや商品価格帯、大型商品かどうか、などでも価格差を変えると良いです。
最後に
最後はあいまいな終わり方をしてしまいましたが、実体験として、かつ現時点(2021年8月30日時点)では、1.1倍弱の価格差でも6割から7割の確率でカートを取り戻すことができています。
この手法を実践することで、利益率10%ほどを失わずに済むため、試してみる価値もあるのではないでしょうか。
ちなみにプライスターでは、価格追従設定が自動でできます。
また追従先をFBAセラーやそれ以外に設定したり、そのセラーの何%上で価格を設定するか、などの設定も自動でできますので、オススメです。

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