Amazon販売においては今やかかせないツールとなっているプライスター。
本日はプライスター利用歴3年以上の私が、プライスターの良いところと悪いところ、それぞれ3選をまとめさせて頂きました。
ちなみに価格追従機能は今やかなり多くのツールで導入されていて、なんならセラーセントラルからでもできますので、本日は割愛しています。
現在プライスターを利用中の方もそうでない方も、参考になりましたら嬉しいです。
それでは行きましょう!

良いところ①出品がとにかく楽で便利
アプリを利用して出品を行うと、色々な情報を同時にプライスター内に保存できます。
中でも便利なのは、”仕入れ価格”を保存できることです。
これは店舗せどりでも楽天せどりでも欧米輸入でも中国輸入でも共通して言えると思いますが、正確な仕入れ値を覚えておくのってなかなか難しくありませんか?
ポイントを加味したり、送料や関税などを含めたり・・・。それらを加味した正確な仕入れ値を保存しておくために、プライスターはとても便利なのです。
もちろん出品時に仕入れ値を保存できなくても、あとから仕入れ値を保存することもできます。

仕入れ値を保存しておけば、あとは商品が売れた際にプライスターが自動でAmazon手数料を計算して、粗利まで出してくれます。優秀な会計を一人雇ったようなものですね。
良いところ②売れた商品一覧が見やすい
他の色々なツールと比べて(Amazonセラーセントラル含む)売れた商品一覧のUIがめちゃめちゃ良くて見やすいです。
売れた商品一覧ページを見ると、直感的に
何が何個売れていつぶりに売れて通算何個売れて、回転のスピードはどれくらいで利益はいくら出て、クーポンは使われたのか?在庫は残り何個なのか?(補充の必要があるか)
などなどが瞬時に分かるのです。
売れた商品の管理や分析に時間を取られてしまっている方は、プライスターを導入することで大幅な時間削減につながると思います。

良いところ③在庫管理のしやすさが優秀すぎる
メーカー取引をしている方も、単純転売をしている方も、在庫管理(価格の微調整や補充の判断、その他ライバル状況把握)に頭を悩ませたり時間を取られている方も多いのではないでしょうか?
その悩みがプライスターでは一撃で解消できます。
例えばプライスターの在庫管理画面では、以下のようなことができます(分かります)。
・今在庫が何個あるか
・(相乗りの場合)今自分はカートが取れているか
・ポイントは何ポイントついているか
・そのASINのカート価格はいくらか?
・価格の自動追従はするか?するならどの価格に合わせるか(FBA最安値・カート 等)
・仕入れ価格はいくらだったか
・価格の自動追従はいくらを下限にするか(赤字ストッパー)
・Amazon手数料はいくらか(FBA手数料含む)
・売れた場合の粗利はいくらか
・これまでに通算何個売れたか
・最後に売れてからの日数は何日か
・このASINの回転は早いか、遅いか
これからの情報が、慣れてくれば1商品あたり2〜3秒でぱぱっと読み取ることができます。
なのでSKU数が多い方でも、一日15分から20分ほどあれば取り扱い商品を網羅的に目視でも管理することができます。
価格を適正化したり、仕入れ判断をしていくうえで、これらを把握することはとても大切なことだと、私はプライスターを通じて学ばせて頂きました。

良いところ 番外編
プライスターでは、売れるたびにスマホやスマートウォッチに
○○の商品が売れました!
と通知が来ます。
この通知が地味に嬉しいのと、どの商品がどの時間帯に良く売れるのか、などが体感的に分かるため、販売戦略も立てやすいです。

▼イマイチなところ①ポイント付与が不安定
11月1日からAmazonにてポイントセントラルが始まりました。
その頃から、プライスター上でポイントの設定をしても、実際には反映されていないことがあります。
ポイントの付与は当面の間、セラーセントラル上から実施した方が良いかもしれません。
▼イマイチなところ②最低価格が既存価格よりも低くいことがある
出品時にはデフォルトで最低価格が入りますが、そこに入っている価格が、現在Amazonで他の方が出品している価格を下回っていることがあります。(ポイント含む)
そのため、そのまま出品してしまうと値崩れを引き起こすトリガーを自分が務めてしまうことがあるので、注意です。デフォルトで入っている価格はあくまで参考程度にして、いくらで出品するかはしっかりと自分で決めて出品すると良いですね。
▼イマイチなところ③月またぎの返品→キャンセルがあると利益がずれる
ここは運営さんにぜひ改善して頂きたいポイントなのですが・・
商品が売れた後に返品され、またその商品が別の方に売れると、利益計算がずれます。
以下の例をご覧ください。
9月30日 仕入れ値5万円、売値10万円のパソコンが売れる 利益5万円(仮)
10月3日 購入者から返品される 利益がマイナス5万円される
※この時点で仮に10月に他の商品が売れていなければ全体の利益がマイナス5万円となる
10月10日 他の方にパソコン売れる 利益5万円だがマイナス5万円があるので表示は利益0円
うーん、ちょっと分かりにくいですね。
つまるところ、月またぎの返品・再販があると、その分の利益がずれてしまうことがあります。
私は最近10万円単位のずれが出て、なんでだろうと検証したら上記のような理由でした。
まとめ
いかがでしたか?
プライスターは月額が掛かるツールですが、あなたの時給、または優秀な会計を一人雇うと考えたら、安すぎるくらいかと思います。
今なら1ヶ月無料お試しキャンペーンもやっていますので、ぜひプライスターを導入して、冬の商戦期を一緒に戦って行きましょう!

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